今春、人事異動があり部署が変わりました。
そこで新しい上司になったのが、曰く付きの女上司。
過去、部下・同僚へのあまりの辛辣な言葉に、
泣き出す人は日常茶飯事、急に消息を断つ人、逆ギレして辞める人多数。
社員大半から恐れられ、一部の重役にはタメ口で話す。
しかし、とんでもなく仕事が出来る人で、経験値も高いので
誰も何も言えない、まあ裏ボスみたいな人(笑)
そんな人が私の上司になりました。
オカマ女が移動して3日くらいは優しく教えてくれていましたが、
4日以降は、書類作成から伝達、行動の一つ一つを事細かに言われ、
しかも言い方がかなり厳しく、
仕事量の多さによるストレスも相まって(今までの部署の3倍)
多少のことは気にしないオカマ女も若干心が折れそうになっていました。
先日、頭の毛が全部抜け、
代わりに、白い短い羽根がふわふわ頭から生えてくる夢を見るまでに(笑)
少し追いつめられていたようwww
でも今日、その人と話していて
上司が発した些細な言葉で、ふと気づきました。
この人、私が好きなんだと。
自惚れとかではなく、
こいつならストレートに言っても大丈夫、
きっと逃げないと思い、本音で言っているのだと感じました。
期待し、信頼しているからこそ、強く育てたいと
キツいことも言うのだと分かりました。
心にグサッとくる言葉は2種類あると思います。
1つは人を傷つけるためだけに吐かれた言葉。
そしてもう1つは核心を突かれた言葉。つまり自分でも心当たりがある言葉です。
上司の言葉は前者に見えて実は後者の方。
言い方はキツいけど、100%間違ってはいない。
はっきり言い過ぎるけど、的を得ている。
人の悪口がすぎるけど(笑)、それは自分が仕事が出来るから。
自分と同等の能力を人に求めるべきでないとよく言いますが、
それは言葉を変えれば人に期待しているということ。
言葉一つ一つが
きっとずっしり胸に突き刺さって、心が折れそうになるのは、
少しは自分も心当たりがあって痛いところを突かれているから。
だからグサリとくるのだということにも気づき、
上司が悪いと決めつける前に
まずは自分が完璧にこなせるように努力していくことが先決だと感じました。
「他人は自分とは違うのだから、自分と同じことを求めてはいけない。
でも他人が出来ることは、努力をし続けさえすれば自分も出来るはずだ。」
そういう気持ちで仕事をしてきた約7年間。
まだまだ学ぶ事は沢山ある。
そして今回の異動は私にとって大きい糧になるはずだと信じています。
誰かを批判したり責めたり、誰かのせいにすると楽だけど、
前には進まない。
それよりも自分の考え方を変えてみる。
「わたしのこと、好きなんだな」
「わたしに期待してるんだ」
「わたしを育てようとしているんだ」
そう思うだけで、少しだけ心が軽くなって、
もうちょっと頑張ろうと思えるようになった気がします。
でもこれって社畜なのかな(笑)
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