【ただの日記です。お忙しい方はスルーで】
今朝はいつもより早く目が覚めた。
まだ外は薄暗く、部屋も冷えている。
リモコンを手探りで探し、エアコンをつける。
暖かくなるまで、布団の中でネットタイム。
今日の天気と、お気に入りのブログが更新されたかチェックした。まだだった。
30分後、布団からよいせっと起き上がり、行動開始。
といっても今日一日休みなので、ゆっくり動く。
布団をクローゼットに仕舞い、顔を洗い、薄く化粧をする。
さて、朝ご飯を作ろう。
今日はご飯の気分だったので、お米を研ぎ、鍋で炊く。
その間サラダを作る。
ご飯が炊けた。器に盛りつけ、窓際にテーブルを運んで座る。
朝の日差しが柔らかく差し込む。
「今日はどこにいこうか」
外を眺めながら、ゆっくりとご飯を食べた。
洗い物をし、部屋を掃除して朝の8時。
まだ出かけるには早いので、またもやパソコンを開く。
ニュースを見たり、エンタメ情報をチェックしたり。
そうしているうちに気づくと出かける時間になっていた。
天気は曇り。でも雨は降らないらしい。少し不安だが予定通り出かけよう。
自転車で30分程音楽を聴きながら走る。
近くのショッピングモールに着いた。
用事は特にない。ウィンドウショッピングするために来たのだ。
カラフルな色や、凝ったデザイン。見ているだけでもわくわくする。
色んな物を見て、自分に充てがってみる。
少し迷う。でも本当に欲しいわけじゃないことは自分がよく分かっている。
そっと元の場所に戻し、そしてそれを何度か繰り返した。
2時間程ゆっくりした後、次の行き先へ向かう。
市内の図書館だ。再び自転車でいそいそとひた走った。
今日は日曜日なのに、空いている。
十分程かけて読みたかった本を一冊選び、窓際の席に座った。
窓の外はまだ曇っている。
図書館の中も少し肌寒い。
首に巻いていたマフラーを膝に掛け、ゆっくりと本を読み始める。
途中、少し図書館の中を歩いたり、目を瞑ったり。
本を閉じて外を眺めてみる。
特に変わらないいつもの風景。
静かな空間。
ゆっくりと時間が流れていくのを感じる。
この感覚が好きだ。
また本を読み始めた。
どれくらい時間が経っただろう。
ふと外が明るくなった。晴れてきたのだ。
雲の隙間から太陽が差し込んで、オレンジ色の光が図書館を包む。
館内の温度は変わらないはずなのに、
それだけでとても暖かく感じた。
帰り道は、行きと別の道を通って帰った。
一面畑に囲まれた、細い道を自転車に乗りながら帰る。
好きな音楽を聴きながら、ゆっくりと風景を楽しみながら。
聞く音楽によって、こんなにも景色の見え方が違うのはどうしてだろう。
普段良く見ているはずの、畑の淵にいるスズメ。
農作業中の人々の表情や動き。
線路を電車が走っていく光景。
普段見ている景色が、
ヘッドホンから聞こえる音楽のおかげで、まるで映画の1シーンのようだった。
今日は特別に美しく見えた。
家に帰って、ゆっくり風呂に入る。
今日一日のことを振り返る。
特に何もない日だった。
何を買ったわけでもない。
誰かに会ったわけでもない。
そう言えば一言も会話をしていない。
それでもなぜか幸せなきもちだった。
「とてもいい日だったな」そう思った。
※一日の流れを感じたままに自己満でまとめただけですが、
読んで下さりありがとうございました。
何もない特別でもない一日だけど、
凄く幸せな気分で眠りにつくことができた日を
思い出しながら書きました。
恥ポエマー女
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